学校体育改革2025

学校体育が本当の意味で、日本を救っていける教科になるためのヒントを書き綴るブログ。

その目先の結果のためにあれだけ頑張ってきたのか?

今日のお話は、今日選手たちに言おうと思って忘れてたこと。笑

 

週末、他校さんに声かけをして

合同練習をしていただいた。

 

実戦形式の場面、やはり結果を出したいのか

力んでフォームを崩す投手。

 

そのあと修正すれば何の問題もなかった。

しかし、ストライクを取るために

これまで取り組んできたことを捨てて、

過去のフォームを引っ張り出し投げていた。

 

当然、ストライクを投げれば打ってくれて、アウトがとれ

そして交代のタイミングが来る。

 

その時、打者も同じようなことがあった。

 

そして今日の練習の終わりのミーティングで話した。

かったけど言うの忘れてて、言おうと思ってた話。笑

 

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君らは、あれだけ練習してきたのに、

もう理想を捨てるのか?

 

そうやって冬中頑張って取り組んできたのに、

いざ試合が近づいてくるとそうやって過去にすがり、

何の成長もないプレーをする選手はたくさんいる。

 

大会までまだ時間があるのに、

試合で使えるようモノにするために取り組まないのか?

 

練習試合で思い切ってやってみて、

みんなにごめんと頭を下げる器はないのか?

 

 

そんなことを言おうと思って忘れてた。笑

 

 

そして、いざ自分に置き換えてみた時、

未来に向けて取り組んでいる投資の時間を、

目先の結果のために潰してはいないか?

 

そんなに目先の結果を取らないといけないくらい切羽詰まっているのか?

 

自分の器は今、どんな形をしているんだろう。

 

どんなモノでも受け入れるほどの大きな状態を保てているだろうか。

 

目の前の小さな失敗は、

これから先の大きな成功の糧となる。

 

それを信じて、

少々の失敗に恥じず

改めて取り組んでいかないとなぁと思った。

 

 

ついでに、

僕は卒業式の日に最後にこんな話をした。

 

「君たちに育ててもらった。これからは君たちが師匠だ。ぜひいろんなことを教えてください。」

 

これまた、生徒に気付かされた。

人は、先輩から学ぶんじゃない。

 

本当に大事なことは、

年下から学ぶ。

 

振り返れば、

学生時代多くの大人が僕の話を聞いてくれた。

 

 

すごい大人に囲まれてたなぁと思う。

 

そしてこれからも、そんな大人であり続けたいと思う。

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