学校体育改革2025

学校体育が本当の意味で、日本を救っていける教科になるためのヒントを書き綴るブログ。

これから先のこと

お久しぶりになってしまいました。

 

先日、近畿での発表を終えて、少し放心状態でブログに書く元気もなく…。

 

しかし、ようやく次が見えたので、また復活して週一くらいで書いていこうと思います。

 

 

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【終わった後、寂しかった】

 

皆さんはこんなことはないだろうか?

 

何日も前から、その日のその瞬間のために準備し、

やっとの思いでその日を迎え、

楽しくやり終えた後、

なぜか達成感ではなく、もの淋しさが残ったこと。

↑えっ、少数派?笑

 

実は僕、先日の発表後

そんな気持ちになったのです。

 

なんでかなぁと思った時、

これかなぁ〜と思うことは一つ。

 

「描いていたゴールを見える化できてなく、期待していたゴールと少し違ったこと。」

 

振り返っての自己採点。

その日までの準備・・・30点

当日の過ごし方・・・60点

発表・・・120点

その後・・・20点

 

てな感じで、発表以外は全く納得いかず…。

 

だって、ホントは本を完成したかったんだもん!

 

けど、いろんな感情のブレーキがあって、

全然進められなかった。

なんでこんなことを…

こんなことしたって…

急に訪れた無力感もあった。

 

いろんな気持ちが入り交じり、

結局当日の発表と、

前日に名刺40枚準備したくらい(一枚も交換の流れなかった笑)

しか頑張ったなぁってことがなかった。

 

ホントに、いろんな期待をしていた。

もっとこんな感じになるはず!

いろんなことを期待してたけど、

もちろん自分が動かないとそんな展開にはなるはずもなく…

 

そんなこんなで、

結局もの悲しさしか残らなかったのです。

 

幸いにも、聞きに来て下さった兵庫県の先生方には

多少なりともビビッと来ていただいたようで、

わざわざお電話をいただいたこともあった。

おそらく来年は、兵庫県内だけだけど少しは話題になりそうだ。

 

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【次に目指すものは…】

 

ずっと出て来なく、達成感もつかの間、

吐き気がする毎日…。

「これからどうやって生きていこう…。」

藁にもすがる思いで本屋さんに駆け込み、

手に取った本は、「君たちはどう生きるか

 

 

 

思い詰め過ぎでしょ。笑

 

けれど、それくらい思い詰めてたのも事実。

 

そして先輩から、

尾原和啓さんの『モチベーション革命』のPDFファイルを無料でいただいた。

 

無料でネットに公開してるから、

シェアしてもいいはずだけど、

びびりなのでやめときます。笑

 

そこで書いてあった言葉がとても印象的で、

僕らは”乾けない世代”だそうで、

達成感や快楽のためだけには頑張れない世代だそうです。

 

確かになぁ〜と思いつつ、

うんうん読んでたら、急にひらめいたのです!



これからは、何をするかよりも誰とするかを目指して仕事しよう!

 

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【30代が近づくにあたり、リスクも増えてくるが…】

 

20代後半から30代前半くらいは、一番パートナーや家族ができるタイミングなんじゃないかと思う。

そうなってくると、当然自分のためだけの稼ぎではなく、

家族のためというような意味合いに変わってきて、

自分の充実感のためだけに働けなくなってくる。

 

 

 

 

 

 

と思ってたけど、そうじゃないみたい。笑

 

もしかしたら世間の常識はそうかもしれないけど、

けれどもその例に外れるパートナーシップ、家族形態も多数存在する。

 

なんなら、友達のお父さんくらいも実は家のためとか無視で、

自分の趣味で働いてるかもしれない。笑

 

そんなことを思い、それなら何がしたいの?

と考えると急に心が軽くなった。

 

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【野球少年を育む】

 

僕が次の5年に掲げるスローガンだ。

野球少年を育む。

 

僕の先輩が言っていた”出る杭を育む”という言葉からパクった。笑

 

野球少年を育む。

どういう意味かというと、

野球に対しネガティブな思いでリタイヤしていく野球少年を減らすということだ。

 

つまり逆を言うと、

ポジティブな思いで野球をリタイヤしていくことは大歓迎するかもしれない。

 

先日野球の顧問会で、野球人口減少の問題を知った。

そして、入り口の工夫みたいなことを言っていた気がするが、

僕はそこには興味はない。

 

そんなことよりも、

リタイヤ数を減らすことは関心事だ。

 

なぜなら、僕が教員を志す前トレーナーを志した頃の一番の動機がそれだったから。

 

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【まずはケガ予防から】

 

野球少年を育むために、まずはケガ予防から行っていきたい。

そして、その次は正しい指導法について。

 

ケガ予防は、簡単にいうと

メディカルチェックと遊びを通した運動。

この二つを確実にできるようにすること。

 

どうすれば?

もう、そろそろドクターが必ずいなくても

アプリとかでできないのかな?

アプリでケガの予見ができたら、少年野球の指導者も楽なんじゃないかなぁ〜?

 

遊びを通した運動。

ここはアプリの前に、なぜそれが大事かという

ある種エビデンスみたいなものが必要なのかなぁと思う。

経験則で、絶対的に遊びを通した運動がいいに決まってるから

僕が指導するときはそうするけど、多くの人に説明できるように

それを声を大にして語れる人と出会いたいな。

 

そして次は、正しい指導法。

 

正しさって何だ?

 

と、専門的に深めていてもわからない。

けれど、教育のプロでない少年野球の指導者の方々はもっとわからないだろう。

だから、何か指導の指針みたいなの作りたいな。

 

技術の分解もそうだけど、

成長段階に合った野球の戦術とか、

コーチングの方法とか、

ミーティングの方法とか。

 

そんなあたりが全く抜け落ちていて、

結果主義みたいになってるから、

少年野球もしんどいんだろうなぁと思う。

 

うちの選手見てもらったらわかるけど、

ホントに練習楽しそうにやるよ。

どうやったら上手くなれるかを真剣に考えながら、

自分の感覚と向き合ってるよ。

そして、選手同士で共有しようとしてるよ。

 

そんなん見てもらうイベントやりたいね。

野球教室とか。

 

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【何をするかより誰とするか】

 

そんな、自分一人の人生じゃなくなってくるタイミングで、

安定ではなく、誰とやるかにこだわっていきたいと思う。

 

ということで、僕が次に目指すのは

 

 

 

 

 

”会社員”

 

 

 

 

 

 

結局安定かい!

と盛大なツッコミが来そうだが、

いたって真面目。

 

憧れのあの人と、

一緒に仕事するんだよ。

 

雇ってもらうんだよ。

今から6年後の予約しとこうかと思うくらい。

 

極論言うと、

業務内容なんてなんでもいい。

 

そんなことより、

その人と一緒におもろいことやりたい。

 

それだけでいい。

 

今思う。

 

きっと、僕に足らなかったのは

誰とやるかの部分だ。

 

自分が好きな人とオモロいことやる。

次はこんな働き方したい。

 

正直、教員から会社員にって

すごーく使い勝手の悪い人だと思う。

 

だから、そんな転職ムリかなぁと思ったけど、

よく考えたら、僕の尊敬する人だし、

 

 

大丈夫だろ。笑

 

もちろん、いろんなことができるようにいろんな力がつくように頑張るけど、

これだけの力しかないけど、全力ガンバリマス!と言って働きたいって真剣に思う。

 

もう想像しただけで、ワクワクしてきた。笑

 

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【体育としては最先端の体育を】

 

2018年3月に新しい学習指導要領が公示されるらしい。

これが最先端の体育授業になるんだけど、

 

僕はその10年後の体育を見据えて授業をしていきたい。

 

2030年の子どもの健康にとって大事なことって何だろうか?

 

 

僕はきっと

自分の身体を大切にできることだと思う。

 

これから日本は人口減少していく。

より多くの日本人が、自分を大切にしていかなくてはならない。

 

自分なんて…と言っている人が少しでも減っていかなくてはならない。

 

今ももちろんみんな大事だよ。

けれど、日本という国で見た時、

今よりもっと子どもは大切な存在になるはずだから。

 

そんな大切な子どもをどんな大人にしていくかが教育。

 

これから数年の体育の役割は、

体育でも生きる力を伸ばせるんだよってところを、明確に示せること。

 

じゃあ次は?と言われると、自分の身体の大切さを教えていけることだと思う。

 

運動、安全だけじゃなく、

身体に取り入れる全ての物(水、空気、食べ物、言葉)のことも。

 

そんなことも教えていける体育が求められるんじゃないかと思う。

 

だから僕は、そこに照準を合わせて進めていく。

 

 

僕の先輩はこんな言葉を残している。

 

「最も確率の高い未来の予測方法は、自分で未来を創ること」

 

こんな未来が来る信じて、そこに向かって

本気で行動し続ける。

 

これが、自分のためでもあり、社会のためにもなるんだと思う。

 

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【最先端を求めた行く末】

 

そんな体育実践の先に何を求めるか?

 

次は、世界に体育を広めることをしたいって思う。

 

体育は日本の文化だと思う。

先人たちが創意工夫を重ね作り上げた素晴らしいもの。

 

この伝統的な授業は、もはや「型」となって存在している。

 

しかし、僕ら世代にとってはこの型は方法論にしか見えない。

なぜなら、「型」として存在するものの目的を記録してもらっていないから。

 

「型」として、そのようにすればいいのはわかる。

けれど、僕らは目的がないと動けない。

この変化の時代。型を緩やかに変えていくことは絶対に大事だ。

 

何を残して、何を捨てるのかを決めなくてはならない。

そこで大事なものは「目的」という指針だ。

 

これなくして、捨てることはできない。

 

だから僕は、この素晴らしい「型」に対して、目的を模索する。

思い切ってやめてみることもある。

その時に、なぜやるの?という目的が見えるからだ。

 

そうしてこの「型」の目的を深く理解し始めた時、世界に届けにいきたいと思う。

 

公教育なんて、平均的な人間を作るためのものだと卑下されがちだ。

けれど、これだけ均一に普及できるシステムを誰がマネできるんだ。

 

それを欲する国がきっとあるはず。

今はまだわからない。

けれど、いつか伝えていきたいと思う。

 

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ということで、勢いでさらりと書いていくと、

気づけば向こう10年くらいのやるべきことが全て見える形となった。

 

20代後半にさしかかる。

いろんな焦りはあるけど、

自分らしい10年にしたいと思う。

 

今は、誰と…を大切に生きていきたいと思う。