学校体育改革2025

学校体育が本当の意味で、日本を救っていける教科になるためのヒントを書き綴るブログ。

こんな自分を承認してくれた

世の中には、謙虚という言葉がある。

 

美徳だ。

 

しかし、そこに溺れすぎると

全く自信のない人間へとなってしまう。

 

謙虚を意識していたつもりはないが、

気づけば自信を無くしてしまっている自分がいた。

 

 

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先ほど、新卒時に部活動で共に顧問として

チームを盛り上げてきた先生と会うことができた。

 

その方は、まさに謙虚という言葉が似合う人。

 

久しぶりもあってか、

気づけば2時間近く話していた。

 

ただ広く浅くざっくばらんにいろんな話をしていただけなのに、

むくむくとエネルギーが湧いてきた。

 

なんでかなぁ〜と振り返ってみたときに、

「承認」という言葉が出てきた。

 

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その方は、絶対に否定しない。

どんな話でも真剣に聞いてくれる。

 

だからついついいろんな話をしてしまう。

そして、自分ばかり話してしまったと反省していると、

 

僕の話が勉強になると言ってくれる。

そして、今も昔もと言ってくれる。

 

過去の自分も、今の自分も、そして未来の自分も

全て承認してもらえた。

 

こんな先生に、夢を語れたら

子どもたちも幸せだろうなぁと素直に感じた。

 

そして、先生に言わせると、

僕はその逆のようだ。

 

どんな時にも真剣に話してくれる人、だそうだ。

 

そして、僕に指導してもらえる子達は、

幸せだと言ってくださる。

 

お世辞でも、これほど嬉しい言葉はない。

 

なぜこんなにも

感動して文章にしているかというと、

やはりどこかで荒んだ心の状態になっていたからだと思う。

 

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仕事になれ、職場になれ、テクニックを覚え、

やり過ごし方を覚えた。

 

愛想笑いやお世辞なんかもきっと覚えたんだと思う。

 

いろんなことをうまくやる力はついた。

 

しかし、本当の自分てどこにあるんだろう?

そんなことをここ数ヶ月という単位で悩んでいた。

 

そんな時に、承認のシャワーを浴びた時、

テクニックに溺れた自分の汚れがキレイに落ちたような気がした。

 

こんな自分でも価値がある。

こんな自分でも必要としてくれる人がいる。

こんな自分でも・・・。

 

思った以上に承認に飢えていたことに気づいた。

 

そして同時に、

僕みたいな人もたくさんいるんだろうと思った。

 

みんな、もっと褒めて欲しい。

みんな、すごいねって言われたい。

みんな、頑張ってるねって言われたい。

みんな、いつもありがとうって言われたい。

 

隠してるけど、

みんな同じなんだと思う。

 

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こんな自分でも価値があると思えた今日。

 

もっともっとたくさんの人を承認していきたいって思えた。

 

承認は、消えかかった火にもう一度力を与える油のようなもの。

 

少しずつ周りの人を承認し励まし勇気付け、

自分の周りをエネルギーで溢れる環境にしたいと思った。

 

そして、ちょうどその先生は

言葉の大切さをすごく感じているようだった。

 

たまたま、僕の机の本棚にある『PEP TALK』の本を取り出し、

ぜひ参考にしてくださいと渡した。

 

流れを作れれば、

きっと人生はうまくいくんだと思う。

 

そんなきっかけを与えてくださいました。

本当にありがとうございます。

 

これからもお世話になります。