学校体育改革2025

学校体育が本当の意味で、日本を救っていける教科になるためのヒントを書き綴るブログ。

飛び出せ!跳ね上げろ!

東京へ行くと、いつも脳が覚醒状態に入る。

ものすごくエネルギーがうごめいていて、

僕には到底、暮らせる街ではないといつも感じる。笑

しかし、たまにいく分にはいい刺激をもらえ、

また頑張ろうと思えるものだ。

 

さて、そんな今日は夢の話。

 

 

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飛び出せ!

跳ね上げろ!

 

僕が先輩からかけていただく言葉だ。

 

言われた瞬間、震え、

そして奮い立ち、やってやろう!

という気持ちになる。

 

しかし、この気持ちは

時に夢を諦めてしまうきっかけになってしまうことがある。

 

 

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僕がこっちに帰ってきた時、

やってやろう!!!

と燃えに燃えていた。

 

しかし、じゃあどうしたらいいんだ?

あれっ、目指すゴールってなんだ?

あれっ、全然いける気がしない…。

あれっ、今日も夢に近づけてる?

 

簡単に言うならば、

燃えに燃えすぎると

夢を叶えることに焦りすぎるのだ。

 

これのイメージとして、

小学生の頃、こんなことがあった。

 

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ある日、クラスみんなでヒヤシンスを育てることになった。

みんなで日当りのいい棚に並べる。

みんなでいつ花が咲くのかなぁなんて、ワクワクしていた。

 

僕は、ご存知かもしれないが、

負けず嫌いだ。笑

誰よりも早く、美しい花を咲かせたかった。

だから、先生にどうすれば早く花が咲くのかを聞いた。

日光と水だと教えてもらった。

 

そして、日当りをいつも気にして、

動かしまくった。

そして、水が少しでも減ったらどんどん継ぎ足した。

 

そして一ヶ月後。

 

どうなったかというと…

 

 

僕のだけ咲かずに、腐った。笑

 

一生懸命育てたつもりだったのに、

僕のが枯れた時には本当に衝撃だった。

 

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先ほどの例でお分かりいただけただろうか。

 

そう。

 

ヒヤシンスも、夢も同じで

早く咲かそうと頑張りすぎると、

逆に進んでしまうことがあるのだ。

 

僕がこの原則に気づいたのは、

ここ数年の話。

 

それまでは、とにかくスピードばかりを気にしていた。

そして、うまくいかなかったら適当に理由をつけて、

自分を正当化するためにとにかく頑張っていた。

 

この努力、実に健気。笑

しかし、このような経験は

割と多くの方に共感していただけるのではないだろうか。

ではどうすればいいのか?

 

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まだまだ仮説の段階だけど、

 

夢を叶えることに必死になりすぎない方がいい気がする。

夢に対して適当になれという話ではない。

 

叶えることという結果にばかりこだわるのではなく、

叶えるための行動にこだわっていくことが大事なんじゃないかと思う。

 

進んでいるのかどうかをいつも見張るのではなく、

過程そのものを楽しむこと。

これが大事な気がする。

 

そして、理想に近づいているかどうかを見張る暇があれば、

今をどうすれば全力で楽しめるかを頑張った方がいい。

 

夢が叶うかどうかは、運もあると思う。

どう考えても、これまで上手くいったことは、

偶然の連続があったように思うから。

 

だから、夢を叶えることに慌てすぎず、

夢を大切にしながら、適度に世話をしてあげるといいんだと思う。

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いろんな人にすごいと言われて、

尊敬する人に褒められたりすると、

必要以上に頑張ろうとしてしまう。

 

けれど、そのステージまで上がれたのは、

瞬発的な頑張りではなく、

日々の習慣の積み重ねから生まれたもの。

もっといえば、その習慣を創り上げた自分のあり方。

 

だからこそ、

慌てず平常心で、毎日を楽しく、

夢を大切に育てていけばいいんじゃないかと思う。

 

 

ということで、

テンションが上がらない自分も、

可愛がってあげよう。

 

というお話でした。